【最終2171/7位 剣盾S12使用構築】 ~最強の水兎と忍び寄る接吻~

なつもんと申します。記事をご覧いただきありがとうございます。S8以来二度目となる最終一桁の成績を残すことが出来たので記念に構築記事を作成しました。改めてマリルリの可愛さを再認識しつつお読みください。

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【構築経緯】

前回結果を残したダイママリルリ+水ウーラオスの並びを使おうと考え、相性補完として強力な準伝説ポケモンのサンダーが登場したのでこれらを軸にパーティを組んでみました。

 

【個体】

マリルリ&ウーラオス

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【長所】かわいくてかっこよくてつよい。最強。

【短所】皆無。

前回の記事を参照していただければと思います。まあ普通のHAチョッキマリルリとASタスキ水ウーラオスです。

天敵であるパッチラゴンが減り、準伝ドラゴンやガラル三鳥など弱点を付ける相手が増えた――S12はまさに大マリルリ時代といっても過言ではなかったでしょう。相手がどんなパーティでも8割くらい初手ダイマしてた気がします。

この記事をご覧いただいているあなた、よければマリルリの画像を拡大してじっと見つめてみてください。とてもかわいいですよ。

 

 

・サンダー@いのちのたま ひかえめ H180 C252 S76

 10万ボルト ぼうふう ねっぷう はねやすめ

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【長所】あらゆる強い要素を兼ね備えているところ。ほんとにつよい。

【短所】羽刺さったら痛そう。

マリルリと並ぶダイマエースとして採用しましたがマジで強かったです。耐久を下げたくなかったのでSはダイジェット1回で準速ドラパを抜ける程度にしています。単体での強さももちろんですが、ウツロイドやバンギを呼ぶためマリルリにとっては最高のパートナーともいえる一体でした。相手の暴風は当たるのにこっちの暴風は当たらないのは強さの代償でしょうか。

 

 

ホルード@イバンのみ いじっぱり HA252 D4

    じたばた こらえる でんこうせっか じしん

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【長所】じたばたの火力がえぐい。イバンの奇襲性も素晴らしい。

【短所】それ以外やることない。

イバンのみ解禁に伴い、この型のホルードを考察された方も多いのではないでしょうか。相手のダイマをこらえるで枯らしたあとイバンじたばたで返り討ちにします。

単純に強いのですが上位では当たり前のように読まれるので注意です。

ぶっちゃけこのパーティにおいてこいつの存在意義は「地面タイプ」という点にあり、選出画面にいることが最大の仕事といえるでしょう。

 

 

ルージュラこだわりスカーフ おくびょう CS252 H4

 れいとうビーム あくまのキッス サイコショック トリック 

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【長所】ありすぎるので後述

【短所】ありすぎるので後述

 最終日に上位勢を荒らしまくった問題児です。選出画面での注目度は抜群ですが、一体何をしてくるのかわからない方も多かったと思います。ルージュラの長所は大きく分けて次の3つにあります。

①S95の一致氷使い

 ダイジェット一回積んだランドをスカーフで上から殴れる、と聞くともう強い気がしてきませんか?このダイジェット環境において、一積みした相手を上から一致弱点で殴れるモンスターはそれだけで採用理由があります。サンダーやマンダなどもSを少し下げている場合も多く、返り討ちにできるケースは多々ありました。

②唯一無二の接吻使い

 他のどのポケモンにも真似できない個性、それが「あくまのキッス」です。ダイマした相手を眠らせてターンを枯らすのも強いですが、最も真価を発揮するのは受けル相手です。こだわりトリックで押し付けた後、鈍足の受けポケモンたちを問答無用の接吻で昏睡状態にさせていく様はまさに悪魔の如き所業。トラウマになったことでしょう。

ほら、気が付けばあなたの目の前にも妖艶な唇が・・・むちゅ

③知られざる特性「かんそうはだ

 皆さんルージュラの特性を知っていますか?S12終盤はウオノラゴンが流行していましたが、ルージュラに対し「てめぇ誰だよ」レベルで余裕で水技が飛んでくるのでそれだけでアドバンテージになることも多くありました。水ウーラオスのアクジェなどを無効化できるのも素晴らしいですね。

 さて、このようにルージュラは環境に多く刺さる唯一無二の個性を持っています。しかしその代償として、とても看過できない大きな短所を持っています。

①目を疑うレベルで耐久がない

 ミミッキュのかげうちで確一です。珠エースバーンのふいうちなんてダイマしてても確一です。ルージュラはその強烈な個性と引き換えに耐久力を失ってしまいました。基本的に技を食らったら死ぬと思っておいてください。

②火力、素早さとも微妙に足りない

 弱点を突いてもギリ耐えされたり、サンダーに普通に上を取られたりと、このあたりは種族値の差を痛感しました。特攻を素早さがあと10ずつ高かったらなあ・・・

ダイマしたときの鳴き声がきもい

 トイレの水を流したときみたいな音がします。

 

 以上のように、なかなか運用の難しいポケモンでしたが替えの効かない個性を持っています。S13では流行するとにらんでいます。

 

 

・エースバーン@たつじんのおび ようき AS252 D4

 かえんボール ダストシュート ふいうち ちょうはつ

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【長所】できることが多すぎる。主人公。

【短所】ダストシュートがたまに威力ゼロのクソ技と化す。

 ここの枠はいろいろ入れ替わっていたのですが、このエースバーンを採用してからグッと安定感が増した気がします。レヒレカグヤに打点を持ち、なおかつちょうはつを採用することでエスパーワンウエポン型のクレセリアなどを逆にカモることが出来ます。エースバーンといえば技スぺがいくらあっても足りないほどですが、ダイマする枠ではないので技はそんなに悩みませんでした。相変わらずリベロがせこい。

 

【基本戦術】

マリルリ+ウーラオス+α(だいたいホルード

初手ダイマでぶっぱ。やることは単純明快です。初手でサンダーやレジエレキなど圧倒的に不利と思われる対面になっても強気にダイマを切るのがコツです。大切なのは気持ちです。マリルリを信じましょう。

相手にテッカグヤなどホルードでは明らかに不利を取るモンスターがいる場合はエースバーンなどを出しましょう。

・サンダー+ルージュラ+α(だいたい水ウーラオス

ゴリランダーなど、どう考えてもサンダーの方が刺さりそうなパーティにはサンダーを出していきます。マリルリを出すときもそうなのですが、ルージュラであくまのキッスを打つ可能性がある時はダイフェアリーやダイサンダーなどを自分で貼ってしまわないように注意しましょう。

 

 

【感想】

冠の雪原で大量の準伝や600族が解禁され、ランクマが準伝や600族ゲーになってしまう・・・そう悲観した方も多いでしょう。しかしそんなことはありません。種族値が低くても戦術と工夫次第で活躍できる可能性のある素晴らしいゲーム、それがポケモンです。

この記事を読んでくれた方に、「好きなポケモンで勝つ」ことの楽しみや喜びを少しでも感じて頂ければうれしいです。拙文ご覧いただきありがとうございました。

 

 

追記

カバサンダーナットに対しての立ち回り

基本的には目の前の相手に通る技をうつことになりります。(比較的受け出しされづらい一致技を打てるというのがマリルリの強みでもあります)

ただし相手の裏にナットがいて、カバマリルリ対面など、こちらに有利な初手対面になった時はナット引き読みダイナックルを決めるようにしましょう。仮に居座られてあくびなどをされてもダイフェアリーでケアが効きます。